
2026年8月23日(日)と26日(水)、府中市美術館の創作室で「なつやすみのびじゅつしつ まわる・まがる・のび〜る工作会」が開催されました。この記事は2026年開催分の記録です。
開催概要
- 日時:2026年8月23日(日)13:30〜15:30、8月26日(水)14:30〜16:30
- 会場:府中市美術館 1階 創作室
- 対象:どなたでも(小学2年生以下は保護者同伴)
- 定員:各回24名
- 材料費:1人100円
府中市美術館のアートスタジオとは?
アートスタジオは、府中市美術館の創作室で、つくる・えがく楽しさを体験するワークショップシリーズです。作品を鑑賞するだけでなく、若手アーティストを中心とする指導員やスタッフと一緒に、手を動かしながら考えます。
今回のテーマは「まわる・まがる・のび〜る」。動きのある素材や道具を試すことで、完成した形よりも、動いたときに何が起きるかを観察する工作です。
子どもが夢中になるポイント
回転する仕組みを作る、曲がる素材を探す、伸び縮みする動きを試す。うまくいかなかった結果も、次の工夫につながります。保護者は見本どおりに作らせるより、「どうしたらもっと動く?」「どこを変えたら音がする?」と問いかけると、子どもの発見を広げられます。
うまく動かないことも作品になる
「まわる・まがる・のび〜る」というテーマでは、見本と同じ形に仕上げるより、動かしたときに何が起きるかを試すことが大切です。回転が途中で止まる、曲げた部分が戻る、伸ばしたら別の場所が引っ張られる。そうした予想外の結果が、次の工夫を考える材料になります。
保護者は答えを先に渡さない
子どもが手を止めたときは、「ここをこうすれば」と直すより、「どこが動くと面白そう?」「もう少し長くしたらどうなる?」と問いかける方が、発見の余地を残せます。完成品を持ち帰ることだけでなく、試して失敗して形を変えた過程を言葉にすると、工作会の経験が家庭でも続きます。
美術館の展示と創作室をつなげて見る
美術館では完成した作品を見る時間が中心になりがちですが、創作室では素材と身体の動きが出発点になります。工作の前後に展示を見る場合は、形や色だけでなく、「どう動くように見えるか」「どんな素材ならこの動きが生まれるか」を考えてみると、鑑賞と制作がつながります。
動きの違いを比べてみる
工作を始める前に、身の回りの「まわる・まがる・のび〜る」を探しておくと、制作の入口が見つかります。ドアの蝶番は回り、紙は曲がり、ゴムは伸びる。同じ動きでも、素材の硬さや力のかかる場所が違うと結果が変わります。創作室では、その違いを自分の手で試せることが魅力です。
年齢が違っても同じ場で楽しめる
小さな子どもは素材を触り、大きな子どもは仕組みを考え、大人は安全と片付けを支える。参加者ごとに役割が違うため、家族で同じ作品をつくる必要はありません。子どもの発想を尊重しながら、道具の使い方と周囲のスペースだけ見守ると、創作室の自由さを保てます。
作品を説明する言葉も持ち帰る
「ここが回る」「ここを引くと伸びる」「曲げたら音がした」と、自分の作品の動きを言葉にしてみると、工作の経験が記憶に残ります。完成品を写真に撮るだけでなく、最初に思っていた動きと実際の動きの違いを記録しておくと、次の制作のアイデアになります。
事前申込は不要で、各回開始30分前から創作室前で整理券を配布する当日受付・先着順でした。次回参加時は、受付方法、対象、材料費、定員を府中市美術館の公式案内で確認してください。